院長挨拶
- 僕が心臓、循環器の医者になったわけ -
小学校のころ、祖父が相撲の相手をしてくれるのがうれしくて、まったくのおじいちゃん子でした。祖父は毎朝裏山に上り元気でしたが、ある日好きな囲碁を打っていて突然心筋梗塞で倒れました。何か悔しさとともに、心臓の病気の怖さを思い知りました。
母は明るくやさしい大切な人でしたが、私が中学生のころ子宮筋腫の手術で出血し、輸血を受けました。その後、体調が悪く輸血後C型肝炎になりました。
機械が大好きで技術者になろうと思っていた私でしたが、自分の無力さを知らされて、父が医師であったこともあり、病気へのチャレンジの道を選びました。私が医師になり「がんばっているよ。」と言うと、母も心強いと安心してくれ良かったと思っています。医師になって、”心臓を制するものは体を制する”と思い、心臓外科医を目指しました。さらにその後、父が心筋梗塞で倒れました。「私にとって循環器の病気は宿敵です!」国立循環器病センターや奈良県立医科大学でたくさんの患者さんの心臓や大血管の手術を行い、内部を直に見て、動脈がぼろぼろになってしまう前に何とかできないものか、それが循環器疾患を 持った患者さんや患者さんの家族を救う一番の方法と思い医師の道を歩んできました。
今回ご縁があり旧高田内科医院という歴史ある医院で開業することになりました。これからはこの地で、勉強してきたことやこれまでの経験を生かし専門知識を持った「かかりつけ医」として微力ながら皆様のお役に立てればと考えております。
これまでの経歴・認定医歴・所属学会
【主な略歴】
- 昭和59年奈良県立医科大学卒業
- 同年、医師国家試験合格
- 同年、奈良県立医科大学 心臓血管外科入局
- 昭和60年 奈良県救命救急センター
- 昭和62年 国立循環器病センター心臓血管外科
- 平成07年 奈良県立医科大学胸部心臓血管外科教官
- 平成11年 医学博士号取得
- 医真会 八尾病院心臓センター 外科
- 耳原総合病院 消化器一般外科
- 関西医科大学附属枚方病院 腎臓内科
- 国立病院機構南京都病院 循環器科
- 国立病院機構大阪南医療センター 第1内科
- 医療法人藤川内科放射線科 院長
- 医療法人田中泌尿器科津田診療所 院長
【学会認定医(歴)】
- 日本循環器学会専門医
- 日本胸部外科学会認定医
- 日本消化器外科学会認定医
- 日本外科学会認定専門医
- 日本外科学会認定指導医
- 日本糖尿病協会療養指導医
- 日本医師会認定産業医
- 日本抗加齢医学会専門医
- 日本医師会健康スポーツ医
- 大阪府医師会指定学校医
- 日本医師会認定産業医
- 骨粗鬆症学会認定医
- 臨床内科医会専門医
- 大阪府内科医会推薦医
【所属学会】
- 日本内科学会
- 日本循環器学会
- 日本胸部外科学会
- 日本消化器外科学会
- 日本外科学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本アレルギー学会
- 日本腎臓学会
- 日本透析医学会
インタビュー記事のご紹介
<記事内容 全文>
家族が病気と闘う姿を見て医療の道を志したという西岡院長。 医学部を卒業後、様々な臨床現場で経験を積んだ。心臓外科医として幾多の執刀を手掛け、さらに内科の知識、技術を学んだ。
努力家としても知られる院長は人々の健康を多角的に支えるべく、循環器、消化器科、腎臓内科を学び、糖尿病、アレルギーの研究にも取り組むなど、実に多様な分野を網羅している。
そんな院長が医師人生の集大成として選んだのは、地域に根差すクリニック。2012年に『内科 外科 西岡ファミリークリニック』を立ち上げ、「正確で丁寧で温かい診療」と地域から厚い信頼を寄せられている。
院長と志を共にするスタッフ全員が患者と家族のように接し、プライマリーケアの重責を担う。総合医、専門医として人々の健康を支えるべく、院長は全力投球を続けている。